くらしの安全・安心と街づくりに応えていきます
5月14日(火)、多気町とコープみえは、くらしの安全・安心をめざし、地域における見守り活動を連携してすすめる「高齢者等の見守りと支援に関する協定」の調印式を多気町役場で行ない、多気町 久保行央町長とコープみえ 西川幸城代表理事理事長が協定書に署名し、協定の締結を確認し合いました。
▲写真は左側よりコープみえ江尻理事、コープみえ西川理事長、多気町久保町長、コープみえ大戸理事
高齢化がすすむ中、多気町においても医療・保健・介護などの関係機関が連携され、地域包括ケアシステムの構築と推進に取り組まれています。また、核家族化や認知症高齢者、高齢者のみの世帯が増えることが予想される中、地域における見守り支援・日常生活の支援等の活動を推進されています。
久保町長は、「多気町では4,700人以上の65歳以上の高齢者がくらし、そのうち2,500人以上が75歳以上、高齢者のみの世帯が400世帯以上という現状をふまえ、地域の消防隊・民生委員・社会福祉協議会などによる見守りの活動が行なわれてきましたが、コープみえとの協定締結により、安全・安心がひろがると受け止めています」と述べられました。
▲写真 協定書の調印のようす(右中央:多気町久保町長、左中央:コープみえ西川理事長)
西川代表理事理事長からは、「多気町でコープみえを利用されている組合員は2,170世帯に及び、加入世帯率は割合は41%と、他の地域より高くなっています。コープみえの宅配や夕食宅配のお届けが定曜日・定時間、同じ職員であることを活かし見守りの活動に加わることを通じて、支え合い・助け合いの精神で、多気町の食の安全・安心とともに、くらしの安全・安心と街づくりに協力していきたいと思います」とコメントしました。
今後、コープみえではコープ宅配や夕食宅配のお届け時、訪問活動を中心とした業務中の見守り活動を実施し、異常発見時は多気町に異変情報を提供して参ります。
コープみえと三重県内の市町と締結する高齢者等の見守りの協力に関する協定については、多気町で13市町目となりました。