「ピースアクションinヒロシマ」(8/4(日)~8/6(火)) | 生活協同組合コープみえ

「ピースアクションinヒロシマ」(8/4(日)~8/6(火))

原爆の悲惨さを学び、気持ちを新たにしました。

 8/4(日)~8/6(火)日本生協連と広島県生協主催による「ピースアクションinヒロシマ」を開催し、コープみえから組合員さんとご家族、職員の計5名が参加しました。

 被爆の証言をお聞きし、平和のまち歩きでは戦跡を訪ね、当時の原爆の惨事を想像し、二度と戦争を起こしてはいけないという気持ちを新たにしました。

参加された方の感想より…(抜粋)

・原爆投下から74年。被爆者の平均年齢は82歳ということで、今回の証言者の方もご高齢の方なかりです。本当なら思い出したくもない筆舌に尽くし難い当時の様子を「今だからこそ証言しておきたい」とお話しくださいました。自分たちが今生きているうちに、次の世代に何がなんでも伝えなくてはと証言者の方々の必死の想いがひしひしと伝わってきました。「10万人いたら10万通りの被爆体験がある」「核兵器と人類は共存できない」という言葉が印象的でした。
 広島では、被爆者の平和への想いを次の世代に継承すべく、さまざまな団体がさまざまな形で活動していることを知りました。こんなにも平和を希求する人たちがいるにもかかわらずなぜ核廃絶が実現しないのでしょうか。

・長崎出身で、戦争や原爆の知識は持っていましたが、被爆者の生の声をたくさん伺う機会は初めてでした。体調不良で学校を欠席し、内部被ばく(自宅)で生き残ったために“非国民”とののしられた辛さで死ぬことを考え続けていた女性は、連日死体焼却の火の番をしたそうです。
 普通の暮らしが一瞬で壊され、肉親や友を失い生きていることを恥ずべきとさせられた時代を憎みます。しかし、1人の声は小さく、大勢に抗うこと、意見を述べることは無理と諦める世相は現代にも通じるかもしれません。
 証言を伺った被ばく者のみなさんが一様に「あの頃と空気が似ている」とおっしゃっていたことが強く印象に残りました。