里海のめぐみを、みんなで「くぁっちー さびら!(いただきます!)」

生協キッチン 恩納村「海人の料理交流会」を、伊勢市ハートプラザみそのに於いて、もずくの生産地の恩納村漁協さん、もずくの加工メーカーの井ゲタ竹内さんをお招きし開催しました。組合員22名が参加し、「沖縄県恩納村の里海を守り、育てる」取り組みについて学び、交流しました。
沖縄の海では地球温暖化の影響により、サンゴの白化現象がすすんでいます。サンゴは海の生態系にとって大切な役割を果たしていて、もずくを育てている沖縄県恩納村の海ではサンゴを守ろうと人の手による保護・再生などを行い、豊かな海を守る『里海づくり』が続けられています。
生協キッチンを始める前に、里海づくりの状況について学び、もずくの異物選別作業を体験しました。
学習会の様子と笑顔が素敵な金城組合長さん

その後、もずくを使った海人の料理をみなさんで一緒に作りました。メニューはもずく天ぷら、もずくと豚バラ白菜のさっぱり煮、もずく味噌汁、もずくと筍の酢っきり混ぜご飯です。恩納村の海ぶどうも一緒に美味しくいただきました。






テーブルに分かれた生産者さんたちと食事をしながら、いろいろなことを聞いて交流しました。
コープみえは、コープぎふ・あいちと共に、この取り組みに賛同しサンゴの植え付け活動による里海づくり活動を毎年すすめています。恩納村「海人の料理交流会」は、この取り組みを多くの組合員に知ってもらい、産地の漁師さんたちとの交流の場となるよう毎年開催しています。

「くぁっちー さびたん!(ごちそうさまでした)」
<参加者の感想より…>
・とても美味しかったです!作ってみたいレシピがたくさんありました!
・これからももずくを利用する時に、生産者のみなさんのお顔を思い出します。
・一人で参加しましたが和気合いあいと、とても楽しく参加できました。
・サンゴともずくの関係がよくわかりました。沖縄の海をキレイに!私のできることは商品を利用することですね。
・「コープの森づくり」の取り組みを知ることができてよかったです。
・一緒のテーブルでごはんを食べて、もずくの楽しいお話を聞かせていただき、とても楽しかったです。
・「顔の見える」が安全、安心につながると思います。ありがとうございました。
・もずくは酢の物という先入観がなくなり、色々な料理に使えることがわかりました。