福島県を訪問し、つながりカレンダーをお届けしました!
12月4日(水)、つながりカレンダーに掲載したイラストの作者2名と役職員4名、計6名で、コープふくしま(本部:福島市)を訪問し、「つながりカレンダー2020年版」を1,000部お届けしました。
また、福島市内に建てられた復興公営住宅(北沢又団地)を訪問し、団地でくらすみなさんにもカレンダーをお届けし、交流しました。
つながりカレンダーの取り組みは2012年から始まり、今回で8回目のお届けとなります。今年は201作品が寄せられ、その中から15作品を選考しカレンダーを作成しました。
コープふくしまにお届けしたカレンダーは、コープふくしまの組合員さんや復興公営住宅、仮設住宅などで避難生活をされている方々に届けていただきます。カレンダーを見られた方が、ほんのひとときでも暖かい気持ちになっていただき、元気を出していただければと願っています。
◎コープふくしま本部を訪問し、カレンダーをお渡ししました。
コープふくしまの組合員や復興公営住宅や仮設住宅でくらす方々にお渡ししていただくようお願いしました。
コープふくしま野中本部長より「多くの人たちが福島のことを思いながらイラストを描いてくれていることが嬉しい。また、このように福島へ来てくれることが励みになる。こらからもこのような取り組みをつづけていってほしい」というメッセージをいただきました。
◎復興公営住宅を訪問しカレンダーをお届けしました。
福島市にある「北沢又団地1」を訪問し、団地で暮らす方々と交流させていただきました。参加された方々にカレンダーをお渡しし、本日参加されなかった団地のみなさんにも届けていただくようお願いしました。
また、東日本大震災と原発事故を題にした「紙芝居」をご披露いただきました。
震災前は3世帯で仲良くくらしていた家族が、震災・原発事故により、離れてくらさなくてはならなくなったという、実体験に基づく内容でした。
◆前日の12月3日(月)に福島に入り、被災地域の現状も見てきました。
富岡町は、2017年4月に一部区域を残して避難指示が解除されましたが、同じ冨岡町でも避難指示が解除されていない区域があり、その区域はいまだにバリケード等で仕切られ建物や車が放置された状態でした。
*富岡町「夜の森地区の桜並木」 車の通りはほとんどありませんでした。
※今年の11月7日に、富岡町より夜の森の桜並木の桜の苗木を贈っていただき、コープみえ桑名センターに植樹をしました。>>植樹の取り組み紹介はこちら
この先も、桜並木は続いていますが、途中からバリケードが設置され、立ち入りができなくなっています。
*富岡町の海岸線から福島第2原発を見ることができました。第2原発も廃炉が決まっています。海岸線では防潮堤の建設が行われていました。
*東京電力が運営する「廃炉資料館」に立ち寄りました。福島第一原発の事故に関する資料などが展示されていました。原発1号機~4号機の状態が時系列で説明されていたり、発生時の原発事故に関する新聞紙面も展示されていたり、原発が当時どの状態でどのような報道がされていたのかなど紹介されていました。
*富岡町から浪江町へ移動するため、国道6号線で大熊町・双葉町を通過しました。道路の左右にはバリケードが設置され、震災前は田畑だったと思われる場所は、雑草が生え手つかずの状態でした。
東日本大震災から9年が経とうとしていますが、被災地域は原発事故の影響もあり、復興にはまだまだ長い年月が必要とされています。また、現在も多くの方々が復興公営住宅や仮設住宅で生活をされています。
コープみえは、これからも東日本大震災を忘れることなく、福島に寄り添った活動を行っていきます。
◆東日本大震災復興支援募金を活用させていただきました。
つながりカレンダーのイラスト作者2名の名古屋⇔福島間の交通費と宿泊費について、組合員のみなさんから寄せられた、東日本大震災復興支援募金を活用させていただきました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
*「東日本大震災復興支援募金」はこちらから募金いただけます。
・共同購入をご利用の組合員
注文番号:3991 1口100円
注文番号:3992 1口1,000円
・お店(まつさか店・みやがわ店)の店頭でも募金いただけます。
引き続きのご支援、ご協力をお願いいたします。