プラスチックをやめて豊かにくらすヒントを教えていただきました。
10月19日(月)コープみえの組合員活動 グループ活動で、テトラパックのリサイクルに取り組む「エコキッズ」の服部さんが中心となり、プラスチックのない生活のヒントをブログやSNSで発信する多気在住の古賀陽子さんのオンライン学習会が開催されました。
私たちのくらしはプラスチック製品なしではいられないほど、まわりにプラスチックがあふれています。使い捨てられるプラスチックは海に流れ出ることもあり、深刻な海洋汚染をもたらしています。
▲グループ活動「エコキッズ」服部恵美さん、「プラなし生活」運営 古賀 陽子さん
学習会ではプラスチック汚染の現状と、プラスチックを使わない生活のヒントを、買い物、洗濯や掃除、ハミガキやお風呂など、くらしのさまざまな場面からひとつひとつ教えていただきました。
▲古賀さんに蜜蝋ラップ、シリコーン製フードハガーズ(食品カバー)を紹介いただいています。
美しい地球を子どもたちに受け継ぐために、たくさん作って、たくさん捨てる、この生活習慣を見直し、みんなが本気で取り組まなければならないときが来ていると感じる学習会でした。
詳しくは「プラなし生活」で紹介されていますので、ぜひご覧ください。
学習会を企画された服部さんの感想より・・
ここ最近は特にプラスチックに頼る快適生活でしたので、リサイクルに励むだけで満足していました。「プラなし生活」を進める古賀さんの存在を知った時は、プラスチックを減らす事を考えたことがなかったので、これを機に視野を広げたいと企画に至りました。
予想以上にあれもこれもプラスチック製品で、しかもスポンジを使う事がまさかマイクロプラスチックを捨てている事になっているなんて感覚が全く無く、かなりの衝撃でした。微生物がマイクロプラスチックを食べてしまう映像を見て、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
プラスチック不使用の製品やその活用方法を知り、私達にはプラスチック製品を選ばない選択肢があると分かりました。それこそが、しいては未来を生きる子ども達の為の地球作りにつながるんですね。
私のように4人の子どもを育てるワーキングマザーにもできるなら、みなさんもやってみようという気持ちになってもらえるかなと思い、気持ちが向いたできることを無理なくしてみる事をしています。全然面倒ではないですよ!むしろ楽しくてワクワクします。
・台所スポンジをガーゼに変える
・お肉お魚はビニールに入れず、新聞紙で包む
・ジャムなどの瓶をタッパー代わりに使う
・重曹やクエン酸を洗剤として使う
などなど
「プラなし生活」運営 古賀 陽子さん
海洋プラスチック汚染や、プラスチックフリーな生活アイテムやヒントをブログやSNSで発信されています。
「プラなし生活」 https://lessplasticlife.com
世界中で問題になっているプラスチックごみの海洋汚染。
キッチンや外出先、パーソナルケア用品、買い物の工夫など、生活シーンに応じて「使い捨てプラスチック」を減らすアイデアを紹介しており、「楽しく、生活がちょっと豊かになる工夫」を心がけて運営されています。
サイトのPV数は月間40万、インスタグラムは開始1年でフォロワー2万人、YouTubeのチャンネル登録者数は1.2万人に上ります。人気の動画は52万回ほど再生されており、「少しずつプラごみを減らすようになった」「楽しんでできるところがいい」「どれも目から鱗の内容」と好評です。
メディアへの出演はNHK「クローズアップ現代+」「あさイチ」といったテレビ番組をはじめ、雑誌(FRaUやクーヨン、ESSEなど)や新聞(朝日新聞など)、ラジオ(FMヨコハマ)など20を超える媒体で取り上げられています。
また、福岡市のプラごみ削減・食品ロスキャンペーンに協力し、プラごみを減らすアイデアを提供。2020年秋に駅構内や電車中吊り、冊子、WEB等で啓発し、プラなし生活のさらなる周知に取り組まれています。