紀宝町とコープみえが「地域における高齢者等見守り活動の協力に関する協定」を締結しました。

▲写真左側より鈴木 稔彦理事長、西田 健紀宝町長
12月2日、コープみえと紀宝町が連携して見守りを支援する「地域における高齢者等見守り活動に関する協定」の締結式が紀宝町役場にて行われ、協定が発効しました。
紀宝町 西田 健町長(写真上)と、コープみえ 鈴木 稔彦理事長(写真下)が協定書に署名、調印しました。
高齢者等見守り活動に関する協定では、紀宝町とコープみえが連携して、高齢者が住み慣れた地域で安心してくらし続けられる地域づくりを目的に協定を締結し、紀宝町と協力しながら住みやすい社会を目指していきます。
商品のお届け時など、訪問先で何らかの異常や異変を察知した場合は、地域包括支援センターに連絡します。
連絡を受けた地域包括支援センターは関係機関と連携して、必要な対応を行います。
西田町長は紀宝町が推進されている、高齢者が住み慣れた地域で安心してくらし続けられる地域づくりについて触れられながら、一人暮らしの高齢者や高齢者夫婦世帯等の社会的な孤立が危惧されていること、地域で高齢者をどのように支えていくかが課題になっていることに触れられました。
行政と地域住民や企業・団体が連携・協力しながら協働による地域包括ケアシステムの構築を目指されていることをふまえ、コープみえに対しては、コープみえと紀宝町が連携する「協働の地域づくり」を通じて、「地域の声かけや見守りの輪が町内に広がり、安心・安全な見守りネットワークがさらに発展することに期待します」とのお話がありました。
鈴木理事長から「コープみえは三重県全体で約20万世帯、紀宝町においても1200世帯以上が組合員として加入され、4軒に1軒の方々が生協とつながりを持たれています。
私たちが地域の皆様の暮らしと関わる中で、安心して暮らせるまちづくりに寄与できれば、私たち生協の本来の目的にも叶うものです。
地域のみなさん、地域で生協を利用している組合員のみなさんの声を聴き、暮らしの実態や要望をうけとめ、行政の皆さん、地域包括支援センター、社会福祉協議会をはじめとする、官民いろいろな活動をされている、組織、団体のみなさまとも意見交換し、連携をすすめ、具体的な実践をつくっていきたいと思います」とお伝えしました。
コープみえでは、県下の各市町とこのような見守りの協定締結や地域の見守りネットワークへの登録を結んできており、今回の紀宝町で23市町目の協定締結となりました。

▲写真左側より、コープみえ今津理事、鈴木理事長、紀宝町西田町長、コープみえ 紀北センター三浦センター長