「核兵器禁止条約発効記念のつどい」が開催されました。 | 生活協同組合コープみえ

「核兵器禁止条約発効記念のつどい」が開催されました。

核兵器のない世界を願って

 1月23日(土)三重県総合文化センターにて「核兵器禁止条約発効記念のつどい ~人類史的な快挙の条約発効を祝すとともに、核廃絶にむけてみんなの気持ちを一つに~」が開催され、オンライン参加を含め110名が参加しました。

 この催しは、核兵器禁止条約が必要な50か国の批准を達成し発効されることを記念し、核兵器のない世界の実現にむけた思いを一つにし、核兵器廃絶への決意を新たにするものです。

原水爆禁止日本協議会 全国担当常任理事 川田 忠明氏

 原水爆禁止日本協議会 全国担当常任理事 川田 忠明氏は講演で、「日本を一刻も早く核兵器禁止条約に参加させるべきである、アメリカの傘にでなく、核兵器禁止条約参加で日本の平和を守らなければならない」と話されました。

 

 三重県原爆被災者の会 坂牧 幸子事務局長は、共同声明のなかで、「核兵器禁止条約は、国連にて条約として発効され、史上初めて核兵器が違法化されることになりました。しかし、世界にはまだ14,000発の核弾頭が存在し、世界終末時計はあと100秒という短さです。『核兵器禁止条約に参加すべき』が世論のゆるぎない声であり、わたしたちの運動で、非核の日本政府を作りあげることが強く求められています」と述べられました。

 コープみえ鈴木理事長は閉会時に、「核兵器は人によってつくり出され、人によって使われたものです。そうであれば、その力で核兵器を使わせないこともできるし、核兵器をなくすこともできるはず。そのためにできることはたくさんある。平和な未来を築きたい、平和に暮らしたいという一人ひとりの想いをつなげていくことが大切です。その想い、活動が世界中にひろがっていけば、いつの日か必ず核兵器はなくなると思います」と挨拶しました。

 コープみえは、平和な世界を未来に引き継ぐため、今後も平和への取り組みに参加していきます。