緊急消防援助隊三重県大隊 輸送合同訓練を行いました | 生活協同組合コープみえ

緊急消防援助隊三重県大隊 輸送合同訓練を行いました

コープみえは緊急時に応援出動する団体のみなさんを支援します。

 2021年3月29日、三重県と三重県生活協同組合連合会が「緊急消防援助隊三重県大隊等の応援出動にかかる食料等の供給に関する協定」を締結したことから三重県防災対策部と県内各地域の消防本部、三重県トラック協会、㈱大信運送、三重県連、コープみえによる関係機関食料等輸送合同訓練を11月18日(木)、食料の保管がされているコープみえ松阪センターで実施しました。

 三重県を除く全国で大規模災害が発生したことを想定し、緊急消防援助隊三重県大隊等の出動の指示(または求め)がなされた際において、安定した食料等の供給や後方支援体制の強化に向け食料等の供給要請を行い、実行性を高めるため課題等の確認検証を行なうことを目的に実施しました。

 松阪センターの防災倉庫には、緊急消防援助隊三重県大隊等の応援出動にかかる食料等を300人分×3日分備蓄しています。当日は、援助隊181人分の出動を想定し三重県トラック協会が準備した4トントラック1台に水、レトルト食品約3.2トンを5名の消防隊員により約20分で積み込みました。

 三重県防災対策部消防・保安課の和氣課長より、「この地域では南海トラフ地震に危惧しています。この様な食料があることは非常に助かります。事前の訓練は大変良い事例となり、協定での締結には大変感謝いたします」とあいさつがありました。

 コープみえ 鈴木理事長(三重県生協連専務理事)は、「東日本大震災の教訓を忘れないために松阪センターには復興を願う福島から届いた「夜の森」のさくらを植樹しています。(桑名センターにも植樹されています)微力ながらお手伝いさせていただけることになり、不慣れな中に有効に機能できるよう訓練に協力していきたい」と述べました。

 その後、今回の訓練から参加された消防隊員や三重県連、三重県トラック協会、コープみえによる振り返りを行ない、積み込みする時の器材や夜間の場合の照明、トラック派遣要請の対応などを確認しました。