
宍戸義広副本部長
12月9日(木)に東京電力福島第一原子力発電所事故に伴うアルプス処理水海洋放出について、その経過や現状を知るために学習会を開催し、28名が参加されました。
みやぎ生協・コープふくしま 宍戸義広副本部長 に講師をお願いし、海洋放出では問題の抜本的な解決にはつながらないこと、環境汚染と風評被害を拡大させる懸念があることなど、わかりやすくお話いただきました。

斎藤理事
また、学習会前に毎年お届けしている「つながりカレンダー2022年版」の贈呈を、オンラインにて行いました。コープみえ鈴木専務理事より贈呈し、イラスト作成者の藤田愛佳さんから福島にメッセージをお伝えしました。みやぎ生協・コープふくしまの斉藤理事からは、毎年、福島のみなさんが楽しみにしてくださっていること、すでに福島のみなさんへお届けいただいたことなどをご報告いただきました。
東日本大震災発生から来年で11年になります。現在まで復興の取り組みがすすめられていますが、福島第一原発事故による影響など、未だ向き合っていく課題があります。コープみえはこれからも福島とのつながりを大切にしていきます。

参加者の声(抜粋)
- 学習会で、日本の政府がいかに自分達に都合よく情報を発信しているかがわかりました。人は地球を自分達だけのものと勘違いしていない、。共存しているという自覚を多くの人が持ち、限りある資源をみんなで大切にするという意識を今後もひろめていく必要性を感じました。貴重なお話をありがとうございました。
- 汚染水を海洋放出することは環境被害、風評被害に大きく影響すると思いました。 今回の学習会でさらに流出することに不安を感じました。 署名して反対したいと思います。
- お話がとてもわかりやすかったです。心にも響きました。日本だけの問題ではないのですね。もしかしたらこの方法を選んだことが間違いだったのでしょうか?アルプス処理以外の方法があるのでしょうか?解決策が早くみつかって欲しいです。本日はありがとうございました。