コープみえ 絵本で平和のバトンパス
4月29日(金)に平和の絵本読み聞かせ会を開催し、オンラインで12組(22名)が参加されました。
今年8月で戦後77年となり、戦争は遠い昔の出来事で、戦争を知らない世代への継承が難しくなりつつあります。戦争の実相を絵本から学び、平和な社会の実現に向けて平和の想いを共有する目的で開催しました。
当日は四日市市地域で活躍中の絵本読み聞かせグループ「桜絵本の会」のみなさまに、ボランティアで絵本を読んでいただきました。参加者は表現豊かな読み聞かせに、すっかり絵本の中に入り込こんでいました。


途中、平和に関するクイズを行ったほか、参加者と一緒に平和への願いを込めて鶴を折りました。平和について考えるきっかけとなり、戦争の実相をもっと知ることや学ぶことの大切さ、次世代への継承の大切さを考える機会となりました。




参加者の感想(一部抜粋)
- 戦争が身近ではない娘ですが、ウクライナの惨状や今回の絵本で色々と考えたようです。また機会があればぜひ参加したいです。
- とても良い企画だと思いました。もっとたくさんの人に参加してもらって、戦争の絵本の読み聞かせを聞いてほしいです。
- 保育園で働いています。子どもたちに「今こそ、どうしても、平和の尊さを感じて欲しい」と思っています。今回の絵本を全て子どもたちに紹介したいと思っています。子どもたちの心の中に、何か一つでもどんな形でも、「平和の種」がまかれると信じて取り組んでみます。
- 絵本を通して戦争について改めて考えることができました。読み聞かせの合間にクイズや折り紙をすることで、飽きることなく楽しく1時間過ごせました。
読み聞かせに使用した絵本
- さくら 作:田畑 精一/出版社:童心社
- せんそうしない 作:谷川 俊太郎/絵:江頭 路子/出版社:講談社
- へいわってどんなこと? 作:浜田 桂/ 出版社:童心社
- 字のないはがき 作:角田 光代/絵:西 加奈子/原作:向田 邦子/出版社:小学館
- もっとおおきなたいほうを 作:二見 正直/出版社:福音館書店