災害に備え地域住民への安心へと貢献していきます。
5月25日(水)コープみえは、熊野市と「災害時における支援協力に関する協定」を締結しました。
この協定は、熊野市に大規模な地震、風水害その他の災害が発生した場合において、物資調達を行う必要が生じたとき要請に応じて可能な限りの物資の供給をするとともに、物資の配送についても協力するものです。
熊野市 河上 敢二 市長からは、「この地域にとって南海トラフ地震を懸念していること、また11年前の紀伊半島大水害の発生以降、幸いなことに大きな災害はありません。ただ近年の雨の降り方にはいつ大災害が起きてもおかしくないほどの異常気象ではあります。災害時、市の課題でもありました避難所等への輸送、備蓄品等の強化が図れることは、非常に有難いことと感謝いたします。災害が起きないことを願いますが、備えをしっかりと行い取り組んでいきます」と挨拶がありました。
鈴木稔彦 理事長は、「少しでもお役に立てればと協定にいたりました。わたしたち生協は、くらしの中の不安や一人ひとりの願いに対して地域のみなさんと一緒になり、安心したまちづくりをめざしています。現在、県内3件に1件が生協組合員の消費者団体となりました。人と人とのつながりの中でささえ合いくらしをつくる組織であることが地域の中でひろがってきたのではないかと思います。地域の方や組合員にとって何が必要なのかをもっと考え努力していきます。災害はいつ何処でどのようなかたちで起こるものなのかはわかりません。いざという時の行動ができるよう備えていきます」とコメントしました。
※熊野市は、紀北センターが対応事業所となります。
※災害時における物資の供給(支援)や物資配送に関する協定は今回、熊野市を含み 14市町となりました。2018年に津市と尾鷲市(2市)
2019年に名張市、鈴鹿市、伊賀市(3市)
2020年に桑名市、いなべ市(2市)
2022年に伊勢市、志摩市、鳥羽市、熊野市、朝日町、川越町、度会町(4市、3町)
その他
災害時における福祉避難所の設置・運営に関する協定書
2022年に松阪市(1市)