わたしたちにできることからはじめよう。
8月17日(水)アスト津とオンラインにて くらしあんしん講座「できることからはじめよう!~わが家のSDGs~」を開催しました。
日本生活協同組合連合会 社会・地域活動推進部 サステナビリティ推進グループ 新良貴 泰夫氏と会場、参加者のみなさんとをオンラインでつなぎ、具体的なデータを見ながら私たちの身近に起こっていること、私たちのチャレンジで安心してくらし続けられる地球を持続するポイントをお聴きしました。
私たちの住む地球では、温暖化、森林破壊、人権侵害、プラスチックごみの問題がすすんでいます。生協の事業も無関係ではなく、トラックや容器包装、商品カタログなどの使用により環境や社会に一定のストレスを与えています。
「持続可能(サステナブル)」とは、未来のみんなが今のようにくらし続けられるようにすること、「開発」とは人々が十分に自分の能力を発揮しながらくらせる社会をデザインすることです。SDGsのベースにあるのは「人を大事にする」という考え方。すべては人々の生活に関わってきています。
生協では、エシカル消費の推進や森づくり、フードドライブの取り組みなどSDGsの取り組みがすすんでいます。社会でもさまざまな取り組みがすすんでおり、その発信をキャッチして自分の生活を見直し、電気や商品、ライフスタイルを選び、使う、そして応援することなど、自分なりの行動を起こすことが未来につながっていきます。18,303人に聞いたYahooが行ったアンケートでは、9割の人が2030年までにSDGsの17の目標を達成できないという感想を持っているというデータがあります。達成するんだという強い意識を共有していくことが必要です。
今回の講座で、参加者から生協のカタログの配布停止や内袋の回収についてを確認する声や、アルミ付き紙パックの回収を望む声もあり、参加者から生協の利用からも少しづつ取り組んでいこうという意見が聞かれました。
子どもたちにも小さいうちから絵本などで学ぶことが大切なことと、具体的に伝え、アクションを起こして少しでも未来へつながっていくように努力したいという感想もあり、関心の高さがうかがえました。
参加者の感想より…
〇次世代に何をどう受け渡すか、流しそうめんの例はとても分かりやすかったです。 超のつく荒れた気候やプラスチックで溢れた海や陸をみると、60年生きてきた生き様を問われているような気がし責任を感じます。なんとかしなくてはいけない事は分かっていても、一歩が踏み出せずにいましたが、お話を聴いてもう一度生活を見直してみようと思いました。 ただ小手先だけの変化で、その分岐点に間に合うのか。30年50年前の生活はどうしていたのかと想像しながら考え、実践しようと思います。 今日はありがとうございました。
〇SDGsは、コープの理念である福祉(ふつうのくらしのしあわせ)の考え方だと思います。 たくさんのテーマがあるので、それぞれが関心のあるテーマについて学びを深くしながら、 発信していくことが大切かと思います。 地域の高齢者サロンや、離れて住む孫達に、「あなたのテーマは?」と尋ねています。 サロンでは、「リメイク?」「昔からやってきたことやんか!」と。 SDGsの学びは、「自分と他者を幸せに」ではないでしょうか。これからも励みます。 ありがとうございました。
〇今日は参加させていただきありがとうございました。とてもよく分かりました。 SDGsは企業や団体はもちろんの事、私達ひとりひとりが身近な事から意識することはもっと大切な事と思いました。 これからの子供達の繋がっていく未来が普通にくらしていけることが幸せなこと。幼い頃からの教育、環境、の中でSDGsへの意識は自然と当たり前の事にしていける世の中を気づきあげていかないと‥それには私達の世代がもっと意識しよく知ること、それが今生まれてくる子達へ受け継いでいくようになっていってほしいと思いました。
〇ぼんやりとわかっているつもりでいたものも、お話を伺い、目に見える形で見せていただくと、排出量が非常に少ないシナリオを選びたいと強く感じました。実現不可能と思っていて実現するはずがない、仰る通り。今のくらしをどこまで手離す覚悟があるか、本気度が問われると思います。そこには議論が必要だと思いますが、いきなり答えを求めず、よりベターなものを求めて、フットワーク軽く、できることを続けていきたいと思います。
〇ありがとうございました 自分に脱ができるのかな と思っている組合員さんは多いのではないでしょうか。ぜひ、ひだまりやエコファミリーなどで リサイクルやエシカルなど 参加の呼びかけを続けてください よろしくお願いします
〇本日はありがとうございました。 普段から新聞、テレビいろんな場面で頻繁に取り上げられるテーマです。 お話を聞きまして改めて積極的に考え行動していきたいと思いました。 とても身近で分かりやすい内容でした。
〇今後も講座をされる機会がございましたら、できればまた、 参加させて頂きたいと存じます。今後もどうぞよろしくお願いします。 本日は、どうもありがとうございました。
〇商品カタログについて、早速問い合わせが、カタログありかなしかしかできず、必要カタログの選択式にしてほしい。プラハブラシ回収、アルミ付きパックの回収もしてほしい。内袋自体を使わないように減らしてほしい。