コープみえは、県内各地域と「災害時のおける支援協力に関する協定書」を締結しています。今回、熊野市・津市総合防災訓練において物資の円滑な輸送等と受け取りの訓練を11月7日(月)熊野市新鹿小・中学校グランド内また、11月14日(日)津市立美杉中学校グランド内及び体育館などで実施しました。
熊野市防災訓練では南海トラフを震源としたマグネチュード9.1の海溝型地震が発生したことを想定して同行学生や地域住民、新鹿区自主防災会、熊野市消防団による防災訓練が行われるなか紀北センターが支援物資をコープみえ宅配トラックで運ぶ訓練を実施し、課題がないかの確認を行いました。
支援物資を地元小学生がテントまで運搬するお手伝いをしてくれました。これも訓練のひとつとなります。
熊野市新鹿地域は美しい海岸が目の前にあります。東日本大震災から学んだことを活かし自分の身を守ることが優先です。守るための行動は日ごろの訓練から身につくもので重要になりますとの熊野市長からのお言葉がありました。
津市では、布引山地東緑断層帯西部の内陸活断層を震源とするマグネチュード7.4の直下型地震が発生したことを想定し、山間部の大地震では土砂崩れや林野火災に焦点を当てられた本格的な訓練が行われ、同行学生、地域住民、地元消防団、自衛隊員、行政と一体になった災害対応を具現し防災意識の高揚を図ることを目的に実施されました。
コープみえ津南センターでは、救援物資のアルコール消毒・アルファ米・飲料水を積み込み、避難所への搬送と集積の流れを確認しました。またライフライン電力応急復旧作業訓練などの見学をしました。
訓練で得られた学びや気づきを活かし、今後も、関係機関や医療機関、市民のみなさんと連携し、津市の防災力向上に努めていきますとの津市前葉市長からのあいさつがありました。