1月28日㈯『食品ロスをへらそう!』をテーマに三重県教育文化会館で、三重県生活協同組合連合会主催の「食品ロス川柳」優秀作品の表彰と学習会が行われました。

学習会では、三重県環境学習情報センターの木村京子センター長を講師に招き、日本の食品ロスの現状について学びました。
日本の年間食品ロスは約2372万トン、そのうち食べられたであろうものは約522万トンあります。これはコンビニおにぎり約1個分を日本人が毎日捨てているような量です。以前はお茶碗1杯分ほどの量といわれていましたが、食品ロス問題の注目から少しずつ減少はしてきています。
しかし、日本の食品ロスの量は世界の食品援助量の1.2倍にもなります。
企業では、“手前取り”を推奨し、廃棄量の削減に取り組んでいます。
政府は、農業体験などを通して食べ物を知ってもらう機会をつくる取り組みなどをしています。
では、わたしたちにできることはなんでしょうか。
グループに分かれて、『どんなものがどんな場所で捨てられる?』『食品ロスを減らすために、自分ができることは?』などを話し合い、意見交換をしました。

色んな労力や費用・エネルギーと費やしてつくられた食べ物を捨てるのは、それまでの苦労を捨ててお金も心も捨てていると思いませんか。
【一人ひとりができることを考え、実行し、継続する。そしてそれを広める】
買い物をするとき、外食をするとき、改めて自分の選択を考えてみようと思う機会となりました。