ピースアクションINオキナワ オンラインで参加(3/23) | 生活協同組合コープみえ

ピースアクションINオキナワ オンラインで参加(3/23) 

沖縄戦の歴史と現実について

3月23日(木)日本生活協同組合連合会 沖縄県生活協同組合連合との共催「ピースアクション㏌オキナワ」が開催されコープみえはオンラインで参加をしました。

現地に集い開催する企画としては4年ぶりとなり、全国27生協の71名、220名がオンライン参加し、沖縄戦で子どもがこうむった戦争被害の状況について当時の体験談や現地の若者からみる基地の実感などのお話を伺いました。戦争の犠牲者はいつも子どもや女性、高齢者であること。幸せになることとは、社会を自ら学ぶことが大切と話がありました。

沖縄の言葉で“ぬちどぅたから”【命こそ宝】の声が心に響きました。

※ピースアクション㏌オキナワとは?

沖縄戦の実相と現在の沖縄が抱える基地問題を学び平和について考える機会として、毎年沖縄で戦跡・基地をめぐる活動に日本生活協同組合連合会と沖縄県生活協同組合連合会が取り組んでおり、全国の生協に参加を呼び掛けています。

≪一部内容の紹介≫

学習講演会では「沖縄で学ぶ、子どもと戦争」をテーマに講師:川満彰 氏より「沖縄戦の子どもたち-戦争孤児を中心に-」について、住民を巻き込んだ戦争は、子どもたちも戦争へと駆り出され親を失い、非常に大きな被害があったにもかかわらず、その被害実数は分かっていないそうです。戦争孤児のおかれた歴史について、ご自身の実父の体験談をもとに紹介されました。

自身が体験した悲惨な戦争の実話を平良啓子さんより伺いました。1944年8月に米国潜水艦の魚雷により沈没した対馬丸に乗船した平良さんは、いかだで漂流し6日後奄美大島の無人島にたどり着き一命を逃れました。国民学校の児童や教員、一般疎開者 計1,800名(そのうち800名が子どもたち)が乗船していましたが、判明されているだけでも1,500名が犠牲となりました。平良さんは当時9歳でした。

≪見逃し配信アクセス先≫
ピースアクション in オキナワ特設サイト内
https://peace.jccu.coop/40thokinawa ← こちらをクリック
川満彰さんのお話 (約 58 分)平良啓子さんのお話 (約 43 分)大学生のお話 (約 22 分)
※6月30日期間限定で視聴いただけます。

コープみえでは、引き続き「平和とよりよい生活」のために、これからも戦争の悲惨さを伝え、平和の想いをつないでいきます。