くらしあんしん講座 紙芝居「はだしのゲン」を通して
8月17日(木)、四日市のなやプラザで紙芝居「はだしのゲン」の読み聞かせを行いました。読み手に中川和子さんをお招きし、大人14名・子供5名が参加しました。

戦後78年広島の平和教育の小学生向け教材から「はだしのゲン」が漫画の一部を教材としているため被爆の実相に迫りにくいなどといった理由から削除されることになりました。 戦争や核兵器の非人道性と向き合い平和への想いを継承していくこと自体が難しくなってきたいま、改めて紙芝居「はだしのゲン」を通して平和の大切さを考える機会になりました。
戦争とは何か、平和とは何かをもう一度考えてみませんか。
参加者の感想
・1時間という長い時間を感じないほど、読みに気持ちを持っていかれました。「勇気とは自分の命を守ること」この言葉に感動しました。
・大人になり、改めてはだしのゲンを聴いたら深い話で感動しました。戦争は決して良いことではないので、周りの人たち子どもたちに広めていくべきだと感じました。
・戦争は誰も幸せにしないこと、戦争は家を焼き、畑を焼き、勝者はいないことを子どもたちに教え続けなくてはいけないと思います。決してゲームではありません。
・紙芝居のはだしのゲンを初めて聴きました。戦争が日本であったのは78年前のことですが、時代が違っても家族や友達を想う心や、命を大切に想う心は同じだと思います。伝え方が難しくなっているといわれていますが、丁寧にお互いのタイミングに合わせて伝えていけば、必ず伝わると思いました。
・私自身がはだしのゲンを全巻持っていて、子どもに対して戦争のことを上手に伝える方法って何だろう?と思っていたので、このような機会を知り、戦争は良くないことだと伝えることができてよかったです。
・中川さんの迫力ある読み聞かせで子どもたちは飽きることなく最後まで集中して聞くことができました。大変素晴らしかったです。また聴きたいです。