~福島の現状を聴き、私たちにできること、一緒に考えあいました~
東日本大震災から6年になるのを前に、福島の現状や課題について考える「ふくしま震災復興支援交流会」が、3月4日(土)三重県教育文化会館(津市)にて開催され、コープみえの組合員さんはじめ役職員ら約50名が参加しました。交流会は、コープふくしまの理事お二人と、福島市の仮設住宅に暮らすお二人にご参加いただき、震災当時の状況や被災者の現状ついてなどお話をいただきました。
パネルディスカッションでは、昨年に福島を訪問してきたコープみえの理事と、福島でのサロン活動に参加してきた組合員さんが登壇し、被災地や仮設住宅での生活の不安などのお話しを聞き、私たち三重のひとり一人ができること、大切にしたいことなどについて意見交流しました。
原発事故の紙芝居「見えない雲の下で」もご披露いただき、地元福島の言葉で臨場感たっぷりに、寒空の下で毛布にくるまって夜を明かした人の姿や、支援物資の到着を喜び、みんなで分け合った様子を、思いこめて語って下さいました。
参加者からは以下などの感想・声が聞かれました。
・離れていると被災地の現状がわからないが、実際に福島で暮らしている方の生のお話を聞き、とてもご苦労されてきたことが伝わってきた。決して忘れてはいけないことだと思った。
・そこに行かないとわからないことも多いと思う。福島にも行ってみたいと思う。
・放射能でのいじめの問題がまたニュースになっていた。残念に思う。私たち大人の正しい理解も必要。つながり、思いやりの心など含め、社会全体で考えあっていくことが必要と思う。
福島のみなさんからは、これまでの全国の生協のみなさんのさまざまなご支援に感謝している。忘れないでいてくれていることがとても嬉しい。とメッセージいだだきました。