「くらしあんしん講座」今日から始めるプラなし生活開催(8/29) | 生活協同組合コープみえ

「くらしあんしん講座」今日から始めるプラなし生活開催(8/29)

蜜ろうラップを作って考える地球にやさしいモノ選び!

8月29日(火)講師に古賀陽子氏を迎え、「密ろうラップで作って考える地球にやさしいモノ選び」を午前・午後で開催しました。組合員家族27名が参加し学習をしました。

海に流れ出ているプラスチックごみは年間2,000万t以上あり、2050年には魚の量を超えると言われています。プラスチックは自然に分解されないため、自然の中に残り続け、深刻な環境問題となっています。家庭内で分別を行い、リサイクルに回せているように一見思いがちですが、日本では1人当たりのプラスチックごみが世界2位で、半分以上は焼却され、温暖化につながっています。

現在プラスチックは私たちの生活で当たり前の存在になっており、目を向けると生活の中にはプラスチックで溢れています。大切なことは、プラスチックが必ずしも悪いというわけではなく、後のごみの始末が環境汚染につながるということを改めて学びました。一人ひとりが意識を向けていけば、少しずつ環境は変わっていくということを参加したみなさんへお伝えする機会となりました。

蜜ろうラップづくりでは、「ずっと気になっていたけど材料集めから手を出せずにいた」という方が多くみえ、作ってみると意外と簡単なことが分かり家でも試してみたいと声がありました。今回、ラップ特有の粘着性を出すために「松ヤニ」を蜜ろうと合わせて使用しましたが、ココナッツオイルを混ぜたり、蜜ろうのみでも作れることを教えていただきました。

《参加者の声の一部抜粋》

・プラごみリサイクルが焼却の発熱利用も含まれていること、ほぼ燃やされているということに驚きました。リサイクルできるものはリサイクルにまわしたいと思います。ずっと蜜蝋ラップを作りたかったが、一人ではなかなかやれなかったので、本当によかったです。

・普段あたりまえに使っているプラスチック製品やゴミについて、考えるきっかけをもらいました。

・プラごみが本当にリサイクルされているのか気になっていたが、やっぱりあまりされていないことにショックでした。脱プラアイテムが参考になりました。