松阪市の小学校で防災教室を開催しました! - 生活協同組合コープみえ

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松阪市の小学校で防災教室を開催しました!

2025.07.24

 7月17日(木)、松阪市立中原小学校の5・6年生を対象に「防災教室」を開催しました。
地震だけでなく、近年頻発する猛烈な大雨など、さまざまな脅威から自分の身を守るためには、日頃からの準備と知識が不可欠です。

夏休み前の子どもたちへ“防災キャンプ”~あなたの命を守るのは、あなた自身です~をテーマに、子どもたちが「自分の命は自分で守る」ための実践的な学びを深めました。

松阪市立中原小学校5・6年のみなさんと講師の大戸さん

クイズと新聞紙の器づくりで楽しく学ぶ防災の知恵

 「防災教室」の前半では、コープみえの“※コープアドバイザー”をつとめる大戸鴻範さんを講師に迎えてくださり、松阪市社会福祉協議会青木さん、コープみえ松阪センターと一緒に、クイズ形式で防災の基礎知識を学びました。「災害時、自分の身を守るにはどうすればいい?」といった問いに、子どもたちは真剣な表情で考え、積極的に手を挙げ意見を出し合いました。
 また、災害時に役立つ新聞紙を使った器とコップづくりにも挑戦しました。大戸さんの説明に耳を傾けながら、用意された新聞紙を丁寧に折りたたんでいきました。折り方がわからない子は、隣どうしとなったお友だちが教え合う微笑ましい姿が見られました。
新聞紙でできた紙コップには、ナイロン袋を中に入れて使うという実用的なアイデアも紹介されました。この後の給食時に実際試されるとのことを担任の先生から説明がありました。
いざという時に役立つ知恵が、日々の生活の中で体験を通して身につく機会となりました。

※コープみえコープアドバイザーとは詳しくはこちらから

起震車体験で地震の恐ろしさを実感

 「防災教室」の後半では、場所を体育館に移して、起震車体験が行われました。
震度4以上の小刻みで大きな揺れが起こると、子どもたちからは思わず声が漏れるほどでした。
地震の恐ろしさを肌で感じ、災害が身近なものであることを改めて認識する貴重な体験となったのではないでしょうか。

 今回の「防災教室」を通して、子どもたちには「まず自分が助からないと、他の人を助けることはできない」という大切なことを学びました。この学びが、もしもの時に子どもたち自身の命を守り、そしてこの先誰かの助けとなる力へとつながることを願っています。

 これからも地域の子どもたちが災害に強く、たくましく生きる力を育むための活動を応援していきます。
中原小学校5・6年生のみなさん、先生方、関係者のみなさん、ありがとうございました。