JA伊勢交流田「収穫体験」を開催! - 生活協同組合コープみえ

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JA伊勢交流田「収穫体験」を開催!

2025.09.09

 8月30日(土)、伊勢市小俣町にあるJA伊勢の交流田で収穫体験を開催しました。コープみえの組合員とそのご家族11組45名、そして今回はコープみえとJAの組合員どうしの交流や理解を深めるため、またご家族で体験をとうして学ぶ食育の取り組みが同じであることから、JA伊勢ファンクラブみらいの組合員とそのご家族18組53名も参加され、合わせて98名のみなさんが参加しました。猛暑の中、夏休み最後の休日を親子で楽しもうと遠方では桑名市から参加されたご家族もおり、農業体験への関心の高さがうかがえます。

 コープみえでは、このお米づくり体験を子どもたちの成長を促す食育の場と位置づけています。参加した子どもたちには、春の田植えから秋の収穫まで、お米が育つ過程を肌で感じることができこれにより、普段何気なく食べているお米への感謝の気持ちが芽生え、食の大切さを再認識するきっかけにしています。JA職員がサポートすることで、農業の専門的な知識に触れる機会づくりを目的とし開催しています。

黄金色に輝く三重のコシヒカリ、収穫の喜びと感謝を学ぶ

 春に植えた小さな稲の苗が、生産者さんのご尽力のおかげで見事に実り、あたり一面に黄金色の三重のコシヒカリが輝く稲穂でいっぱいでした。参加したみなさんは、日頃食卓に並ぶお米が育つまでの苦労や、毎日お世話をしてくださった生産者さんへの感謝の気持ちを体感しました。

 開始前、JA伊勢営業部の喜早部長からご挨拶をいただき、JA職員長谷川さんからは鎌の使い方や注意点について丁寧な説明を受けたあと、田んぼに移動した参加者のみなさんは一列に並び、保護者の方が見守る中子どもたちが一生懸命に稲を刈り取っていきました。

手作業と機会の比較で農業の歴史を実感

 手作業での稲刈りが終わった後、コンバインによる稲刈りの実演が行われました。大型の機械があっという間に広範囲の稲を刈り取っていく様子を見て、子どもたちからは驚きと感動の声がありました。「今でこそコンバインで楽に稲刈りができますが、約40年前までは手作業が当たり前でした」という話をJA職員の方からお聞きし、昔の農家さんの大変なご苦労を身をもって感じることができた貴重な体験となりました。

 また、子どもたちの中には、稲穂の皮を剥いたらすぐに白いお米が出てくると思っていた子もいたようで、お米がどうやってできるのかを学ぶ良い機会にもなりました。参加された方からは「一粒一粒大切に食べたい」「楽しかったのでまた次も参加したい」といった嬉しい声が聞かれました。春の田植えから自宅で大切に育てたバケツ稲を持参したご家族もあり、お茶碗1杯分あるかないかの少量ながら、立派に育った苗はJA職員の方から「高評価」をいただきました✨

 今回の体験を通じて、私たちが普段食べているお米がどのようにして作られ、お店で販売され、食卓に並ぶまでを学ぶことができたと思います。コープみえは、これからも食育を通じて、子どもたちに食べることの大切さや地元三重のお米を食べることを推奨していきます。


来年もまたお会いしましょう!!


・鎌でギコギコと稲のかぶを刈るのが楽しかった。もっとやりたかった。また参加したです。バケツ苗も頑張りました!
・コンバインだとあっという間だけど、手で刈ると時間が掛かることを身をもって感じた。
・思っていたより手で刈るのは楽しく、子どもたちのよい経験になった。
・田を耕すことからしてみたいです。
・家ではできない経験を夏休み最後にさせてもらいありがとうございました。