四日市センター「キエーロ」環境の取り組み - 生活協同組合コープみえ

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四日市センター「キエーロ」環境の取り組み

2026.02.10

 四日市センターでは、2023年12月より市民団体「ネクストステップ研究会」様に協力いただき、生ごみ処理器「キエーロ」を使って、毎日排出される生ごみを土に還す取り組みを行っています。この活動のようすは、先日FM三重「子育てコープ」で紹介されました。

コープみえ四日市センター
リポーター中村友香さん 職員田端さん(左)

🔷事業所の生ごみを「キエーロ」で処理🌱
 四日市センターで、日々の業務の中で発生する生ごみを可燃ごみとして出すのではなく、敷地内に設置した「キエーロ」で処理しています。これまで排水溝に流していた汁物なども、今ではすべてキエーロに投入。土の中にいる微生物がしっかり分解してくれるため、ごみを燃やすことなく自然のサイクルへと還しています。

🔷魔法の木箱「キエーロ」のすごさ
 キエーロは、黒土の中にいる微生物が生ごみを分解する仕組みです。

・日光と風の力:透明な樹脂製の屋根を斜めにかぶせ、温度・水分・酸素の条件を整えます。

・衛生的:生ごみに乾いた土を被せるだけで、驚くほど清潔に処理でき、驚くほど臭いも虫の発生も抑えられます。

・土が増えない:微生物が食べて分解して「消してしまう」ため、土が溢れる心配もありません。

生ごみを入れる穴を掘る
生ごみを入れるバクテリアを活性化させるため水を含めています。
土を被せる

【ちょっと豆知識】世界は今、「生ごみをリサイクル」時代へ

 使い捨ての便利な生活は、ごみ処理の過程で多くのエネルギーを消費し、CO2排出による地球温暖化などの大きな課題を生んでいます。可燃ごみの約4割は生ごみと言われ、その多くが「水分」です。この生ごみをどう扱うかが、世界的な注目を集めています。

□フランスでは、2024年1月より、すべての家庭や事業所で生ごみの分別・堆肥化が義務付けられました。

□韓国では、1997年まで生ごみのほとんどを埋め立てていましたが、現在はリサイクル率95%を達成。世界的な「食品リサイクル大国」となっています。

大切なのは、リサイクルを推進すると同時に、食品ロス削減(生ごみそのものを減らすこと)を同時にすすめていくことです。

🔷なぜ「生ごみ削減」がこんなに大切なの?
 今回は四日市センターの取り組みですので、四日市市や三重県のごみ排出量(令和4年度実績)を、身近なものに例えて比較してみました。

・四日市市 :1人1日あたりのごみの量:約932g(牛乳パック1Lの約1本分弱の重さ)
・三重県全体:1人1日あたりのごみの量:約921g(食パン6枚切り約6枚分※1枚150g)

水分の多い生ごみを燃やすには、膨大なエネルギーと税金が必要になります。生ごみを燃やさず、土に還すというキエーロの取り組みは、環境負荷を減らすだけではない、地球温暖化の防止や公費を他の大切な用途へ回すことにも直結しています。

🔷職員 田端さんの想い
 毎日お世話をしている田端さんは、環境のイベントでの出会いから「職場に設置したい!」とこの活動を始めました。「先日入れた生ごみがもう姿を消しているんです。土に手をかざすと、発酵熱でほんわかと温かい。まさに「キエーロ(消えろ)」。この『ちょっとしたこと』が、みなさんの環境に対する意識を高めるきっかけになれば嬉しいです。」

🔷今後の環境イベントのご案内
 地域の環境活動を応援するため、2月21日(土)四日市センターと三重県環境学習情報センター主催の「バック型コンポストでごみを減らそう」を開催します。

🔷FM三重つながるジカン番組内「子育てコープ」は毎週木曜日 18時12分~放送