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【LPAの会コラム】乳がん検診 早期発見のために

2026.07.27

※(40~69歳女性 乳がん検診受診率 国民生活基礎調査 2022)

~乳がん検診 早期発見のために~

乳がんは現在女性の9人に一人がかかるといわれる身近な病気です。

でも発見が早ければ治療ができる可能性の高い病気といわれています。

1.女性のがんで一番多いのは乳がん

女性のがんの2割ががんで罹患者数ではトップです。一方でがんによる死亡原因では4位となっています。罹患はするけれども死亡原因にはなりにくい病気ともいえます。

国立研究開発法人 国立がん研究センターより

乳がんⅠ期の生存率98.9%は、「乳がんが原因で5年以内に亡くなった人はとても少ない」という意味です。この表からも、早期発見がとても大切なことがわかります。

乳がんにはⅠ期の前に0期といわれる時期もあり、マンモグラフィなどの検診によって発見されます。一般的に早期とされる0期Ⅰ期とⅣ期の差は明らかですが、個々の患者の状態や治療効果によって経過は大きく異なる場合もあります。

2.おかしいと思ったら

自己検診や乳がん検診でおかしいと思ったら乳腺外科を受診しましょう。乳腺外科があるのは大病院が多いので、まずは地域の婦人科などを受診して紹介状を書いてもらいましょう。かかりつけ医の紹介状があれば7,700円ほどの選定療養費は払わなくてすみます。

3.乳がんと診断されると入院日数は?

患者調査では、平均入院日数は9.4日。35歳~64歳ならば7.2日です。症例数の多い病院には特別な研修をうけた「乳がん認定看護師」が居る場合があり、サポート体制が整っている病院もあります。

4.入院医療費は?

医療費は高額療養費制度をつかうことによってある程度抑えることができます。手術をすれば200万円以上かかることも普通ですが患者(年収 約370万円~約770万円の方の場合)が支払う医療費は10万円/月程度です。

もちろん入院すれば食事代、さらに個室なども希望すれば差額ベッド代も必要になります。

手術前の検査、入院前後に放射線治療、抗がん剤治療などを受ける場合は別途医療費が月に上限で約10万円程度かかります。(年収 約370万円~約770万円の方の場合)

5.「ブレスト・アウェアネス」乳房を意識する生活習慣を始めましょう

具体的に日頃のなかで次の4つのことを行います。

1.自分の乳房の状態を知る      

2.乳房の変化に気をつける      

3.変化に気づいたらすぐ医師に相談する

4.40歳になったら2年に1回検診を受ける

6.早期発見のために検診を!

乳がんは早期発見ならば治る可能性が高く医療費も低く抑えられます。

そのためには自治体、職場が行う検診をうけ、気になる場合は積極的に医療機関の受信をおすすめします。ほとんどの市区町村では、がんの検診の費用を公費で負担しており、一部の自己負担でがん検診を受けることができます。

三重県の乳がん検査受診率は51.2%(40~69歳女性 乳がん検診受診率国民生活基礎調査 2022)です。

早期発見と治療のためにも検診を受けることが大切ですね。