令和7年度 津市総合防災訓練へ参加しました!
2025.12.08
11月23日(日)、津市香良洲高台防災公園を会場に大規模災害発生時における円滑な対応と地域防災力の強化に貢献するため、令和7年度津市総合防災訓練に参加しました。

想定された防災訓練
訓練当日の午前8時、三重県南東沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、津市内で最大震度7を観測したという極めて厳しい状況を想定して実施されました。訓練には、主催者である津市をはじめ、防災関係機関14機関、災害応援協定締結機関・団体26機関、その他の参加機関・団体12機関など、多数の関係者が集結しました。
訓練は大きく2部に分かれて実施され、地域住民の皆さまと防災関係機関との連携に重点が置かれました。
1部では、地域住民の避難行動確認として地域住民の皆さまが、地震発生後、指定された高台へ避難する具体的な行動を確認する訓練が行われました。第2部では役割分担と相互連携の確認として地域住民の皆さまと防災関係機関が連携し、発災直後の情報伝達、避難者受け入れ、救援活動などにおけるそれぞれの役割分担と、相互に連携した対応策を確認しました。




訓練のようす
コープみえは、津市と締結している「災害時における支援協定」に基づき、救援物資提供訓練にコープみえ津南センター職員は毎年参加しています。
※各市町との協定については下記をクリック
【協定締結一覧】
想定される被災地からの物資要請に対し、コープみえ宅配(タノモット)トラックを用いて、要請のあった救援物資である水(2リットル6ケース)を迅速に訓練会場へ輸送しました。現地では、物資の数量確認と、津市担当者への確実な引き渡しを行い、災害発生時の一連の救援物資供給プロセスを確認しました。





今回の総合防災訓練への参加を通じて、大規模災害発生時における関係機関との連携体制の重要性、またコープみえの果たす役割を再認識しました。災害時における支援協定に基づき、今後も行政および防災関係機関との連携をより一層強化してまいります。必要とされる支援が速やかに被災地へ届くように、日常の事業活動を通じた備えと、実践的な防災・減災活動にこれからも積極的に取り組んでまいります。
🔷津市香良洲高台防災公園
香良洲町は伊勢湾に面した海沿いの地域であるため海抜10mの高台を造成し、一時避難場所を確保する防災公園として整備されました。約4,000人が避難可能で、屋内施設には1,000人を収容でき、非常用トイレやかまど、防災備品も備えられ最大1,000台分の駐車スペースも確保された場所です。
