“地域のくらしを支える”買い物支援販売会を離島神島で開催
2026.10.23
~鳥羽市・鳥羽市社会福祉協議会と連携し、島のくらしを支える取り組み~
10月20日(火)、鳥羽市・鳥羽市社会福祉協議会と連携し、鳥羽市の神島開発総合センターにおいて3回目となる買い物支援販売会を開催しました。
神島は鳥羽港から定期船で約40分の場所にある離島です。現在の島民数は255人、その半数以上が65歳以上の高齢者となっています。島内には日常的に利用できる商店がなく、本土への移動手段も定期船のみであることから、買い物環境の確保が大きな課題となっています。また、神島は平地が少なく、山の斜面に住宅が建ち並ぶ地形が特徴です。島内の移動は急な坂道や階段が中心で、高齢者にとって買い物や荷物の運搬が大きな負担となっています。

こうした課題に対し、コープみえでは鳥羽市および鳥羽市社会福祉協議会と協力しながら、島民のみなさんが安心してくらし続けられる環境づくりをすすめています。


島に小さなお店がやってきた
今回の販売会には54人の島民のみなさんがお越しくださいました。会場には野菜や旬の果物、牛乳やヨーグルトに卵、冷凍食品、惣菜、日用品など約127品の商品を店舗(みやがわ店)で準備しました。今回は前回開催時に寄せられた「また持ってきてほしい」「次回はこんな商品があるとうれしい」といった声を参考に商品を充実させました。



会場には商品を囲んで会話を楽しむ姿や、じっくり商品を見比べながら選ぶ姿が見られました。特に牛乳やヨーグルト、菓子パン、果物など日常的に利用する商品が人気を集めたほか、普段は購入しにくい寿司などの惣菜類も大好評でした。
参加者からは、
「自分の目で見て商品を選べるのはうれしい」「以前購入して気に入った商品をまた買うことができた」「この日を楽しみに待っていました」といった声が聞かれ、買い物そのものを楽しんでいる様子がうかがえました。



買い物支援だけでなく交流の場にも
神島では、生協の共同購入班の受け取り拠点として、島民の憩いの場「しおさい」が活用されています。個人宅配を利用すると重い商品箱を持って急な坂道や階段を移動しなければなりません。しかし拠点を活用することで、商品だけを持ち帰ることができるようになり、高齢者の負担軽減につながっています。

利用者からは、
「重い箱を持って坂道や階段を上り下りするのが本当に大変だった」、「みんなで注文できるようになり助かっている」という声も聞かれました。
また、注文書を書いたり商品を受け取ったりする時間は、島民どうしが顔を合わせて会話を楽しむ交流の場にもなっています。
これからも島のくらしを支えるために
神島では「離島」「高齢化」「急な坂道と階段の多い地形」という複数の課題が重なっています。お買い物支援販売会は、商品を届けるだけではなく、「自分で選んで買う楽しさ」や「人とつながる機会」を支える取り組みにもなっています。

コープみえは今後も鳥羽市、鳥羽市社会福祉協議会と連携しながら販売会を継続し、誰もがすみ慣れた地域で安心してくらし続けられるよう、地域に寄り添った取り組みをすすめていきます。